大学入学や就職をきっかけに、地方から東京などの都心部に上京を考えている人も多いと思います。しかし、地元と東京では大きな差があるため、「やっぱり田舎に戻りたい!」と感じてしまう人も少なくないのが事実。とくに関東地方から離れた地域から東京に来た人ほど、東京暮らしの中で生じるさまざまなギャップに、戸惑いつつも順応していかなければならないのです。
そこでここでは、地方出身者の筆者が感じた、上京して驚かされた「東京の風景」を取り上げてみました。上京を考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■便利だけれど、細かすぎてもはやわからない交通網
交通の便が悪い地方に住んでいる人ほど、東京に来てまず驚かされるのは公共交通手段の充実ぶりとその交通網の細かさです。
電車の路線図を見て目的地へはどのように行けばいいのか、同じ地下鉄でも東京メトロと都営線がそれぞれ別に存在していること、そしてひと駅の間隔がやたら短かかったりと色々戸惑う場面に遭遇します。
また新宿や渋谷といったターミナル駅の構造の複雑さに混乱してしまい、自分が今どこにいるのかわからなくなってしまう人もいるかもしれません。
さらに同じ場所にあるのに駅名が異なっていたり、電車を乗り換えるだけなのに一苦労することが多いのも、東京の交通網の特徴の一つでしょう。