2018年8月8日 11:00
8千世帯世代別家計簿で判明「歳をとっても食費は減らない」
「食費などの支出は、一生涯にわたります。月々の出費がそれほど多くなくても、累計にすれば高額になります。日々のコツコツした積み重ねが大事なんです」
こう語るのはファイナンシャルプランナーで「生活マネー相談室」代表の八ツ井慶子さん。わが家のムダ遣いを知るには、“お隣の家計簿”と比べるのがいちばん。そこで、つぎの約8千世帯から集めた世代別の最新’17年の「家計調査」のなかから「食費」を見てみよう。これは2人以上の家庭で、世帯主の年齢別に家計の支出を総務省がまとめたものだ。
【30〜39歳】平均世帯人数3.73人、妻の有職率46.1%
食費:6万5,569円(1人あたり1万7,579円)/支出に占める割合25.2%
【40〜44歳】平均世帯人数3.77人、妻の有職率53.5%
食費:7万4,614円(1人あたり1万9,792円)/支出に占める割合25.5%
【45〜49歳】平均世帯人数3.6人、妻の有職率54.5%
食費:7万9,484円(1人あたり2万2,079円)/支出に占める割合23.6%
【50〜54歳】平均世帯人数3.38人、妻の有職率57.4%
食費:7万7,310円(1人あたり2万2,873円)