コロナから身を守る!パリで身につけた知恵(JINSEIのスパイス!第72回)
飛沫感染を防ぐためにゴーグル的な役割で大きな眼鏡もかけます。帽子、眼鏡、マスク、衛生手袋が、外出時の4点セットになっています。ソーシャル・ディスタンスもきちんと守っています。フランスは1メートルですが、イギリスは2メートル。国によって違いますが、とにかく人と距離をあけることが重要です。くしゃみの飛沫は5メートルほど飛ぶらしいので、できる限り人との距離をあけて買い物をしています。
買った食材についても注意を払っています。神経質だと笑われることもありますが、焼きたてのバゲットであっても、それを袋に詰める段階でウイルスが付着する可能性があるので、63度以上に温めたオーブンで4分間、焼き直してから食べるようにしています。
生野菜も食べなくなりました。どこでウイルスが付着しているか、わかりませんからね。たとえば、ルッコラなどの野菜はおひたしにしています。おひたしは結構便利で、ルッコラのおひたしはほうれん草のよりも美味しかったです。しばらくの間、辻家では茹で野菜もしくは焼き野菜が定番になりそうです。レモンやオレンジなど皮つきのものは、手洗いと同じように石鹸で洗っています。最初は奇妙な感じがしましたけど、もう慣れました。