まるでへずまりゅう…古代ギリシャからいた“迷惑系”の元祖
という人名録があり、そこにも“迷惑系”が記載されているという!
「パウサニアスという人物が紹介されています。彼は『有名になるにはどうしたらいいか』と考えていたところ、哲学者のヘルモクレスから『有名人を殺せばいい。その名誉が自分に返ってくるから』とのアドバイスをもらいました。
そうして彼はマケドニアの王様を殺してしまったんです。パウサニアスはのちに暗殺されました」
ヘロストラトスやパウサニアスといった古代の“迷惑系”たち。そして釈放後、Twitterに《一日でも早く社会貢献したい》と投稿したへずま氏。藤村さんは新旧の“迷惑系”を比較し、こう結ぶ。
「ヘロストラトスもパウサニアスもすぐに亡くなったので、生前に反省する機会がありませんでした。
いっぽうへずまさんは歴史上に残る“迷惑系”とは違い、まだ重罪ではありません。
YouTubeアカウントは凍結されましたが、世間ではへずまさんの話題がいまだ尽きません。つまり、記録抹消刑にもなっていないということです(笑)。
だから、彼が社会貢献を目指すのはとてもいいことだと思います。先人たちと違って、まだイチからやり直せるのではないでしょうか」