「新型コロナワクチン、接種しますか?」医師23人アンケート
(正木先生)
検証期間については、次のような意見も寄せられた。
《これは、人類初の“遺伝子組み換えワクチン”で、通常なら数年~10年以上及ぶべき検証期間を省いた、安全性のまったく確認されていないワクチン。飛びつかなければならないほどの切迫性はまったくない》(前出・小林先生)
医療現場の専門家ですら、肯定的な意見と慎重な意見が出るコロナワクチン。親や子ども、また持病のある家族がワクチンを打つか打たないか、家庭内で意見が分かれることもあるだろう。そうした不安の声に、前出のおおたわ先生は次のようにアドバイスする。
「中高年になると、糖尿病や高血圧など生活習慣病を抱える方が増えます。これはすなわち、新型コロナウイルスにかかったときの重症化のリスクが上がるということです。それも加味したうえで、ご自分がワクチンを接種するかどうかをよく考えていただきたいと思います」
かかりつけの医師に相談する人もいるだろうが、“100%効果的で安全だ”と断言することはどんな医師にもできないとおおたわ先生は話す。
未知のウイルスとの戦いが一日も早く落ち着き、日常が戻ってくることを願うばかりだ。
「女性自身」2021年3月2日号 掲載