くらし情報『新潟市、京都市…専門家が警告する「巨大地震危険地域」4』

新潟市、京都市…専門家が警告する「巨大地震危険地域」4

「日本海側の内陸地域では、大陸プレートのひずみによって蓄えられたエネルギーが陸地の下まで伝わり、活断層が破壊されることによって発生する『内陸型地震』の危険性があります。太平洋プレート、フィリピン海プレートの沈み込みは、大陸側プレートの下へと続いています。内陸地域にもそのゆがみは影響を及ぼしているため、マグニチュード7以上の地震が発生する可能性があるのです」

そこで本誌は、過去に発生した膨大な地震データをもとに、政府発表だけではわからない最新危険エリアを堀越さんに分析してもらった。

【1】新潟県内(新潟市〜長岡市)

「1762年から2004年まで、新潟県中越地震(M6.8)など、巨大地震が頻繁に発生しています。とくに新潟県日本海側は、太平洋側のプレートが日本海深淵部へと沈み込んでいることから、表層部で多くの地震が発生していると推察されます。新潟県内のほぼ全域に活断層が分布しているので、県全体を襲う内陸型地震の発生が懸念されます」(堀越さん・以下同)

【2】近畿地方内陸部(京都市周辺)
「近畿地方の内陸部は地殻のゆがみが活断層という形で現れており、活断層の密度が高い地域といえます。

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