くらし情報『名門大学の産婦人科医が性的暴行で出廷…卑劣な手口明らかに』

2021年6月2日 19:14

名門大学の産婦人科医が性的暴行で出廷…卑劣な手口明らかに

妻と手をつなぐジェイムズ・ヒープス(中央)。右は弁護士(写真:AP/アフロ)

妻と手をつなぐジェイムズ・ヒープス(中央)。右は弁護士(写真:AP/アフロ)



カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にかつて所属していた産婦人科医ジェイムズ・ヒープス(64)が1日、裁判所に出廷したとDaily Mailが報じた。ヒープスは患者に対する21件の性的暴行の重罪に問われている。

2018年にUCLAを退職するまで30年以上にわたり産婦人科医として医療行為に携わってきたヒープスには、「診療中の不適切な行為」に関する苦情が絶えなかった。大学が重い腰を上げて調査に乗り出したのは’14年のことだった。数多くの患者が性的暴行やハラスメント被害を訴え、’19年6月に逮捕されるや、約300人もの女性がさらに名乗り出て彼を告発した。

手袋をはめずに乳房の触診や内診を行ったり、超音波プローブを乱暴に扱って性行為の真似事をしたり、診察しながら卑猥な言葉を投げつけたりと、その手口は卑劣極まるものだった。


彼の医療助手を務めていたガブリエラ・バスケスさんも被害者の一人。超音波ブローブで性行為のシミュレーションを強要され、上司に被害を打ち明けたがしばらく無視されていたという。

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