2021年7月29日 11:00
バッハ会長 人件費だけで1億円…車も特注のVIPすぎる警備体制
連日のシュプレヒコールに、いら立ちを隠せないときもあります」(前出・JOC関係者)
こんな事態も想定されたのか、滞在中のホテルも、地方での視察先も超厳戒態勢が敷かれている。
■ホテルには常時50人の警官隊がバッハ会長を警備…
「ホテルの敷地を取り囲むように、20mごとに警察官が立っており、近隣の大通りには警視庁の大型人員輸送車が数台止まっています。外から確認できるのは30人ほどですが、17日にデモ隊と対峙した際には、50人の警官隊が出動したそうですので、常時50人は配備されているということでしょう。
そのほかに私服警官もホテル内に10人ほどいます。3交代制としても、毎日180人ほどが動員されていることになります」(前出・スポーツ紙記者)
7月8日の来日から、8月8日の閉会式まで約1カ月。その期間だけでもバッハ会長関連の警護費用は莫大なものとなる。
自身も要人の警護に参加したことがある警察官によれば、
「給与のほかに、特別手当として1時間につき2千円から2千500円が加算されます。8時間勤務なら1人2万円、それが180人動員されているとなると、1日360万円になります。
車両に関する費用などを計算せず、人件費だけでも1億円を超えるのです。