2021年9月10日 06:00
菅首相は退陣も支持率は1桁台…政権交代にほど遠い立憲民主党の存在感
勢いを増す立憲民主党だが、世間の評価は追いついていないようだ。9月6日の「読売新聞オンライン」によると、同社が行った最新の世論調査では、野党第一党である立憲民主党の政党支持率はわずか7%。これは新型コロナ対策で失策続きである自民党の36%の約5分の1だ。
また、連日メディアで報じられている自民党総裁選がさらなる逆風となっているようだ。
「コロナ対策の遅れや長引く緊急事態宣言によって自民党はかなりの打撃を受けていますが、総裁選によって国民の注目を一手に集めているのも事実。実際、菅首相の“退陣表明”以降、立憲民主の議員がメディアで取り上げられる機会は大幅に減少し、総裁候補たちの去就ばかりが報じられています。
今の自民党政権は断じて100点ではありませんが、野党第一党である立憲民主が具体的かつクリティカルな政策を提案できているわけでもありません。SNS上では自民党のしたことに“ただ噛みついているだけ”という印象を抱いている人も多く、今、求められているのは具体的なビジョンをきちんとした言葉で示すことではないでしょうか」(全国紙政治部記者)
自民党総裁選後には衆議院総選挙が控えている。
果たして、それまでに野党第一党の“意地と誇り”を見せつけることはできるのかーー。
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