2021年9月16日 16:00
「EDになる」とデマを流したニッキー・ミナージュにホワイトハウスが直電
(写真:Splash/アフロ)
ラッパーのニッキー・ミナージュ(38)が、Twitterで新型コロナウイルスワクチンに関する誤った情報を発信し、各国の政府を巻き込んだ大騒動となっている。
ミナージュは9月14日、「トリニダード(・トバゴ)にいる従兄弟がワクチンを受けたら睾丸が腫れてEDになった」とツイート。大炎上を招き、米Twitter社は彼女のアカウントを一時凍結した。(現在は解除)
炎上騒動を受けて、ホワイトハウスの関係者がミナージュに直接連絡を取り、ワクチンの効果と安全性について医師から説明する用意があると彼女に伝えたとNBCは報じている。
15日になってミナージュは、「ホワイトハウスに招かれた」とツイートしており、これが前述の電話と見られる。会合がすでに行われたのか否かはわかっていない。
ミナージュは十分な調査が済むまでワクチンを接種しないと公言していた。13日には、2年ぶりに開かれたニューヨーク・メトロポリタン美術館でのファッションイベント「メットガラ」もワクチン接種が出席の条件とされていたため、ミナージュは欠席していた。
ミナージュの故郷であり、EDになったという従兄弟が住むトリニダード・トバゴ共和国のテレンス・デヤルシン保健相は会見を開き、彼女の発言が「虚偽である」