2021年10月18日 15:50
プチ贅沢、見てないサブスク…今すぐ見直すべき「巣ごもりムダ出費」
何も考えずに使うと、赤字生活になりかねないんです」
長く続いた緊急事態宣言が終わり、生活スタイルが変わってくるなかで、自分がどこにお金をかける必要があり、どこにかけなくていいかを可視化することが肝心だという。
「移行期の10〜11月には、支出をメモして“本当に必要か”を振り返りましょう。削るべき支出を早めに洗い出すことで、今後ムダ出費が積み重なっていくことを阻止できます」(中村さん)
■体に染みついた巣ごもり支出
特に見直すべきは、今後不要になるものが多い「家の中」向けの支出だ。中村さんによると、次のようなものがあるという。
【プチ贅沢食材・宅飲み費】
総務省の家計調査によると、’20年における1世帯当たりの食品年間支出額は、「ウイスキー」(前年比36.6%増)、「鯛」(同33.5%増)、「チューハイ・カクテル」(同32.5%増)、「うなぎのかば焼き」(同27.1%増)、などで増加した。「宅飲み」需要の高まりや、家でふだんよりも贅沢な食事を楽しむ傾向が表れている。
「自粛のストレス発散に、『いいもの』を食べていた方も多く、習慣化してしまっている場合も。お取り寄せやフードデリバリーも、外出しなかったからなんとかなっていた支出です。