くらし情報『岸田首相&官房長官 危機管理より遊説優先?北朝鮮ミサイル発射時に“官邸不在”の問題点』

2021年10月20日 09:46

岸田首相&官房長官 危機管理より遊説優先?北朝鮮ミサイル発射時に“官邸不在”の問題点

なぜなら、官房長官も官邸を不在にして、自分の選挙区に行っていたのです」(自民党関係者)

さらに衆院選の公示日とあって、ミサイルが発射された時点で、松野博一官房長官(59)も選挙区がある地元・千葉県に入っていたのだ。

「首相が出張で官邸を離れる際、官房長官は都内で留守を預かるのが慣例となっています。何かあった際に、すぐに官邸に入って危機管理の指揮をとるためです。

2014年の衆院選の時、当時の安倍晋三首相と菅義偉官房長官が選挙応援のため、同時に都内を離れてしまった時も、『危機管理上問題はないのか』という懸念が党内から示されたことがありました。

今回、松野官房長官は、代理として磯崎仁彦官房副長官を指名して“留守番”をさせていました。磯崎副長官は参議院議員で衆院選は関係ないので、官邸に詰めていることができるからです。2014年の安倍氏と菅氏が官邸を同時に離れた時も、当時参院枠の官房副長官だった世耕弘成参院幹事長に留守を守らせていましたが、その前例にならった形と言えます」(政治部記者)
ある自民党中堅議員は、「留守番がいればいいわけではない」と語り、

「岸田総理は官邸に戻って、発射直後に国民への的確な情報提供などの指示を出し、『緊急時、必要ならば自衛隊機で戻れる体制も整えていた』と話していますが、すぐに戻らず仙台に向かってしまったのは良くなかったと思います。

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