2021年12月27日 11:00
坂上忍『バイキング』後継番組に“局アナ起用で『ラヴィット!』風”情報番組案が浮上中
フジテレビホールディングスの2021年3月期決算は5,199億円と前期比17.7%減。営業利益162億円で同38.2%減、純利益は101億円と75.5%の大幅減益で、ほかの民放キー局と比べて、最も連結売上高の落ち込みは激しいものでした。
他局でも、大御所のビートたけしさんや上沼恵美子さんも長年続けていたレギュラーからの降板が発表されていますが、フジは50代社員に向けて希望退職を募っているくらいの状況。もはやウチには、坂上さんに週5回の帯番組のギャラを払える経営体力がなくなっているのです」(フジテレビ局員)
かつては、タモリの『笑っていいとも!』の後継番組として始まった『バイキング』だったが……。
「これまでの『いいとも!』や『バイキング』には、大きな制作費が投じられてきましたが、もう同じような番組内容が作れる状況にありません。
現在、急ピッチで来年春の企画を詰めている最中で、もっとも有力なのは、フジのアナウンサーが司会を務める情報番組を新たにスタートする案が浮上しています。その内容も、批判の多かった『バイキング』のようなワイドショー形式ではなく、じわじわ人気を集めているTBS朝番組『ラヴィット!』のように、ニュースを取り上げないバラエティ色の強い生活情報番組を作れないかと、局内で議論が進んでいます。