2021年12月26日 06:00
99歳に見えない壮健ぶり 渋沢栄一の孫娘明かした健康の秘訣
夫を看取り、年を重ね、今は半周になりましたが、これは決定的に心身によいことだと思います。」
歩くときは1歩ずつ足を前に出し、いわゆるモデルウォークで一直線上に進む。朝からよい気をいっぱいにいただけそうだ。ちなみに明治神宮は渋沢栄一氏が発起人となり気鋭の学者たちが結集し、建立した都心に広がる100年の森だ。
明治の人たちの叡智の詰まった森の中を歩き、鎮座する本殿に鮫島さんがいまも詣でているということだけでも、これに習えばご利益に預かれそうだ。
■食事は、朝3昼2夜1の割合で、夜は控えめに
「朝はしっかり、夜は控え目に、3食いただきます。比較的少食に、腹八分を心がけています。とはいえこのごろは自然に食が細くなりましたけれど、数年前まで肉料理をいただくのは朝と決まっていました。夜は控えめにし、胃腸へのいたわりで夜8時以降は何も口にしません。
そうすると空腹で目覚めて、朝食をしっかりいただけるのです」
ただし朝が来たから、夜になったから必ず食べるという無理はしない。いまは一人暮らしなため、その日の体調や自然のリズムに応じて臨機応変にいただくようにしている。
■本来の正しい背中で過ごす
「健康の源はとにかく姿勢よ」