くらし情報『ロシア政情危機で「金」が高騰中 家に眠るアクセにも高値が』

2022年4月8日 15:50

ロシア政情危機で「金」が高騰中 家に眠るアクセにも高値が

いっぽう、「これほど価値が上がるなら買いたい」という方もいるでしょう。金を財産として手元に置く方法は2つあります。

1つ目は金地金、いわゆる“金ののべ棒”を買うもの。5グラム~1キログラムまであり、料金はその日の店頭小売り価格×重量に手数料がかかります。手数料は重量により、購入時は4,400~1万6,500円、売却時にも2,200~1万6,500円と無視できない金額です。

また、売値と買値の差が1グラム100円ほどあるので、100グラムののべ棒だとその差額が1万円程度。金の価格が1グラム100円上がっても、値上がり益は相殺されてしまいます。そのうえ手数料が購入・売却時にそれぞれ1万6,500円かかるので3万3,000円のマイナスです。


しかも、銀行預金の利息や株の配当のように、所持すればもらえるものがありません。さらに、預けるにも保管料が必要です。

つまり、金は短期間の売買でもうかるものではなく、「孫に残す」など長い目で考えるものなのです。2つ目の買い方は金貨です。金貨にはメイプルリーフ金貨のような純金金貨と、記念金貨があります。どちらも手数料込み、税込み価格で、純金金貨の売値は買値より1割程度安く設定され、これも短期的な資産運用には不向きでしょう。

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