2022年5月24日 06:00
GACKT「表舞台から身を引く時なのかな」初めて語った活動休止中の苦悩
昨年9月にも、本誌は彼にメールインタビューを行っているが、その際、一時は死の淵をさまよったことを明かしていた。
「正直、死にかけたときのことは覚えていない。あとで丸一日意識がなかったとスタッフに聞いたよ。病院には入っていない。医師に来てもらってた。ただ、目が覚めたときは『まだ生きてた…』とは思ったよ」
そもそも、幼少期から神経系疾患に悩まされてきたことは、著書『自白』で明かしていた。
《10歳になったころ、僕は突然倒れてしまった。胃、内臓が激痛により、動けなくなった》
当時は原因がわからず感染症を疑われ、鉄格子のついた小児病棟に隔離されるという、過酷な体験をしたことを自ら綴っている。
こうした持病に長年、苦しめられてきた彼に改めて、今回の活動休止中の心境を尋ねた。
「うーん、このまま症状が悪化すると、もう表には立てないのかもなってことは思ってました。焦ってるというよりは、表舞台から身を引く時なのかなとも考えました。自分の引き際というか……」
芸能界引退まで脳裏に浮かぶほど、心身ともに苦しい日々だったようだ。
■「浜田さんからは『待ってるでぇ!』と温かい言葉も」
そんな試練を乗り越え、現在もまだ治療中の身ではあるが、GACKTは再始動へ向けて歩み始めている。