くらし情報『河瀬直美監督 再び暴行疑惑も…カンヌで日本映画界に苦言「見直すべきことたくさん」』

2022年5月30日 17:59

河瀬直美監督 再び暴行疑惑も…カンヌで日本映画界に苦言「見直すべきことたくさん」

2度目の“暴行疑惑”が報じられた当時、河瀬氏の姿はフランスにあった。25日(現地時間)、河瀬氏が総監督を務めた東京五輪公式記録映画『東京2020オリンピック SIDE:A』が、「第75回カンヌ国際映画祭」のクラシック部門で上映されたのだった。

そんななか、同日付で配信されたアメリカの雑誌「VARIETY」のオンライン版に掲載された河瀬氏のインタビューが注目を集めている。河瀬氏は東京五輪の公式記録映画を制作するに至った経緯や、日本社会における女性について語っている。

インタビューでは、《“女性の課題”をテーマにした作品を多く制作してきた監督として、現在、日本の映画界で起きている「#MeToo」運動についてどう思われますか?》との質問も。(以下、インタビュー部分は編集部訳)

日本の映画界の状況について河瀬氏は、《議論はとてもエモーショナルになってきています。ですが往々にして、現在は白・黒つけるもの、女性と男性の対立といった極端な状況にあります》とコメント。続けて河瀬氏は《日本の映画界には見直すべきこと、変えなければならないことがたくさんあります》と言及した上で、《女性がリーダーシップをとる立場や役員になることが必要です。

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