2022年6月3日 11:00
眞子さん 一部では不満も…日本政府の“皇室の宝貸し出し施策”がNY再就職の追い風に!
日本にいるころからMETへのコンタクトを試みていたのは間違いないと思います。
一部のMET関係者によれば、“眞子さんの学芸員就任は既定路線”とのことですが、彼女に“追い風”も吹いているそうです」
実は、その追い風は母国・日本から吹いているという。宮内庁関係者が解説してくれた。
「菅義偉前首相は、官房長官時代から、“皇室財産の観光資源化”政策を推し進めていました。皇居・東御苑にある三の丸尚蔵館の収蔵品を国宝に指定することも、その一環なのです」
三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれてきた絵画や書、工芸品などを管理するために建設された博物館施設だ。
菅前首相はインタビューで次のように語っている。
《視察に行って驚きましたが、江戸中期の画家、伊藤若冲(じゃくちゅう)の作品だけで31点あります。「蒙古襲来絵詞」など、教科書に載っている作品もたくさんあります。
(中略)文化庁の宮田亮平長官に見てもらうと、約9800点の収蔵品のうち、2500点ほどは国宝級だというのです》(『北國・富山新聞』’21年1月1日朝刊)
■米国への貸し出しが成立すれば、眞子さんの評価に
前出の宮内庁関係者によれば、
「三の丸尚蔵館の収蔵品は、以前は文化財保護法に基づく文化財指定の対象外とされてきたのです。