2022年8月4日 06:00
ビートたけし 監督最新作の「お蔵入り報道」に反論…ファンは“なんとか上映して”と当惑
1997年に『HANA-BI』で第54回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を獲得したほか、『アウトレイジ』シリーズなどヒット映画なども、北野武として数多く監督してきたビートたけし(75)。そんなたけしが制作中という映画『首』が「お蔵入り状態になっている」と、8月3日に『デイリー新潮』が報じた。
『デイリー新潮』によれば、この作品はたけしの同名小説を原作に、西島秀俊(51)が主演を務めていて、昨年10月にクランクアップ。編集も9割近く終わっていた状態。しかし制作に関わるKADOKAWAがNetflixに動画配信の権利を売ることで製作費を賄おうとしたところ、それを知ったたけしがKADOKAWAへ金銭を要求。その結果、両者間で折り合いがつかず、公開時期が未定となってしまっているという。
『デイリー新潮』の取材に対して、たけしサイドの代理人弁護士は金銭関係の要求はないと否定し、編集作業がストップしているとコメント。さらに記事が配信された同日中に、たけしは公式サイトで「こちらで本当の話を伝えます」として、こう反論を行ったのだ。
《「首」は俺の最後の映画ではない。今、他の映画の準備をしている真っ最中だ。