2022年8月15日 18:35
杉田水脈議員 総務政務官就任で早くも過去発言が続々問題視「統一教会の支援問題ない」
(写真:アフロ)
《総務大臣政務官を拝命いたしました。身が引き締まる思いです。担当する業務は行政管理、行政評価、統計等となります。18年の地方公務員としての現場の経験を活かし、国の諸課題に対応して参ります》
8月13日、Twitterにこうつづったのは自民党・杉田水脈議員(55)だ。その前日、岸田文雄総理大臣(65)が臨時閣議で副大臣と政務官を決定。そこで杉田議員は総務大臣政務官に任命されることとなった。
しかし、この“要職就任”が早くも波紋を呼ぶことにーー。これまで杉田議員が、数々の“問題発言”で波紋を呼んできたためだ。
「杉田議員は’15年6月に配信されたネット番組で『生産性がない同性愛の人たちに、皆さんの税金を使って支援をする。どこにそういう大義名分があるんですか』とコメントしていました。
その3年後には、“新潮45騒動”が社会問題に。雑誌『新潮45』’18年8月号で、LGBTに対して《彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです》として、《LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか》と書きました。
人間を生産性ではかることは優生思想につながるものだとして、LGBTの当事者だけでなく障害者支援団体からも非難が殺到。