2022年8月19日 11:00
『日曜討論』に閣僚5人出演も統一教会問題に切り込まず…未だ続くNHKの“及び腰”
と批判されているテレビ局がある。NHKだ。
「NHKは統一教会の問題について、政治家が公的に出したコメントをニュース番組やウェブニュースなどで取り上げるのみで、深く掘り下げた報道がほとんどみられません。統一教会の問題に対してもあまりに消極的で、Twitter上では《#もうNHKに金払いたくない》と不満の声があがるほどです」(前出・政治部記者)
本誌も先日、統一教会報道に上層部が自主規制していると指摘するNHKの現役記者の声を紹介。それらについてNHKに問い合わせると、次の回答が。
「『ニュース7』や『ニュースウオッチ9』では、『世界平和統一家庭連合』、旧統一教会と政治の関係などに関するニュースを報道しており、ご質問にある指摘は事実ではありません。引き続き、視聴者の皆さまの高い関心なども踏まえ、多角的に正確な情報をお伝えするよう努めてまいります」
そんななか迎えた14日の『日曜討論』。出演した加藤厚労相や山際経済再生相は過去に統一教会やその関連団体と接点があったことを認めており、統一教会と政界の問題にどのように言及するのか注目が集まっていた。
しかし、放送では、加藤厚労相や山際経済再生相は統一教会との過去の接点を認めたものの、今後は関係を持たないとコメントするのみ。