くらし情報『国連総会と日程丸被りで海外要人から総スカン…岸田首相「国葬」の大誤算』

2022年9月13日 06:00

国連総会と日程丸被りで海外要人から総スカン…岸田首相「国葬」の大誤算

G7の首脳級で来日するのはカナダのトルドー首相のみ。安倍元首相は“海外から高い評価を受けていた”はずなのに、なぜなのか。

「あまりにも時期が悪すぎます。安倍さんの国葬とほぼ同時期の9月20~26日に、ニューヨークで国連総会が開催されるんです。各国代表はそこに出席しますから、わざわざ来日して弔問外交をする必要がありません」

そう明かすのは、元外務省国際情報局局長で駐イラン大使などを務めた孫崎享さん。

「本来なら外務官僚が日程変更を進言するはずですが、安倍・菅政権時代は、異を唱えるとクビを飛ばされた。岸田さんは、そこまでしないでしょうが、官僚は様子を見ているんでしょう」(孫崎さん)

そのうえ、安倍元首相の“個人的なつながり”さえ砂上の楼閣だったことが露呈した。

「あれだけトランプ、トランプと言っていたのですから、トランプさんは駆けつけたっていい。
しかし弔問しないところを見ると、表面的な関係だったのでしょう」
早々に国葬を決定した岸田首相としてはメンツが丸つぶれ。加えて、本誌取材班が試算した国葬費用が波紋を呼び、「後出し」するはずだった国葬の総費用約16億6千万円も公表するはめに。思いどおりには進まなかったようだ。

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