三遊亭円楽さん「ちゃんと叱ってくれる人」本誌に語っていた“3人目の親”桂歌丸さんとの絆
(以下、カッコ内は当時の円楽さんの言葉)
『笑点』のレギュラーとして、キャラが確立できず悩んでいたという円楽さんを励ましたのも歌丸さんだった。
「歌丸師匠が『楽さん(当時は三遊亭楽太郎)、困ったら俺のことを言いなよ。あとで編集するんだから何を言っても大丈夫だから』と。それまで師匠と『キザ!』『お化け!』とやり合っていた(三遊亭)小圓遊さん(80年死去)が亡くなったあとでしたから。歌丸師匠にそう言われて『ああ、そうか。小圓遊さんがやっていたようなことをやっていいんだ』と思ったら楽になりました」
そして、円楽さんは歌丸さんへの思いについて、万感の表情で語っていた。
「歌丸師匠は、後見人として、私のお披露目を手伝ってくださった。『実の親』と、『育ての親』の先代の圓楽師匠、そして『見守る親、バックボーンとしての親』の歌丸師匠ーーこの3人がいたおかげで、私はここまで来られたと思っています」
肺がんの手術後、「じじい、まだ呼ぶんじゃねーぞ!」と空を見上げて叫んだという円楽さん。
再会した二人は、どんな掛け合いをしているのだろうかーー。
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