くらし情報『松任谷由実 102歳老母がコロナ重症から奇跡の生還!エクモ不使用の回復に医師も驚愕』

2022年11月1日 06:00

松任谷由実 102歳老母がコロナ重症から奇跡の生還!エクモ不使用の回復に医師も驚愕

「エクモはできない年齢だから。高濃度酸素を与えてたらね。復活しちゃって!お医者さんがビックリしていたんだけどね」

語り手がユーミンでなくても驚く出来事だろう。無事にコロナから回復したユーミンの母・荒井芳枝さんは、東京・八王子の創業100年を超える老舗呉服店の経営者だった。国民的なアーティストとして成長していく愛娘をずっと見守ってきたが、近年は高齢者向け施設で生活している。

「100歳を超える高齢者がコロナで助かるケースは非常にまれです」と語るのは、帝京大学大学院公衆衛生学研究科の高橋謙造教授。

「厚生労働省が今月発表した各年代の重症化率データで、30代を1とした場合、90代以上では78倍も重症化リスクがあります。

高齢者の場合、たとえ重症でも体に負担が大きいエクモの使用は考えにくく、酸素補助は人工呼吸器まででしょう。
それ以外には、鼻に管を装着し加湿した酸素を送る治療法が考えられます。人工呼吸器と異なり患者の意識が保たれ、会話や飲食が可能で、生活の質が維持しやすいとされます」
ユーミンは「高濃度酸素をあんまり与えると弱くなっちゃうから薄めたりしつつ」と語っており、医療関係者の尽力が功を奏したことがうかがえる。

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