2022年12月15日 17:16
死刑執行されたレイプ殺人犯の「最後の晩餐」を刑務所が公表
トーマス・ローデン受刑者(Photo:Mississippi Department of Correction)
米ミシシッピ州当局は12月14日、2000年に16歳の少女を性的暴行の末に殺害したトーマス・ローデン受刑者(58)の死刑を執行したと公表した。Fox Newsなどが報じている。
ABC24によると、被害者のリーサ・マリー・グレイさんは、高校3年生になる直前の夏休みに叔父のレストランでウェイトレスのアルバイトをしていたという。仕事を終えて帰宅する途中に車がパンクし、立ち往生しているときに近づいてきたのがローデンだった。
ローデンは「心配しないで、俺は海兵隊員だ。こんな風に人助けをすることはよくあるんだよ」と話しかけてパンク修理を始めたが、グレイさんに「海兵隊員になんか絶対なりたくない」と言われたことで激怒。自分の車にグレイさんを無理矢理押し込み、4時間かけて性的暴行を加え、首を絞めて殺害したという。その翌日、グレイさんの遺体は道端で発見されたが、その胸には「I’m sorry(ごめんなさい)」と彫られていたと裁判記録には綴られている。
ローデンは執行前に「深く反省しています。