2022年12月30日 06:00
テレ東“年忘れ”Pが語る「氷川きよしとの21年」「歌謡界の中心、北島三郎」
それこそ、この20年の間に数えきれないくらい歌われてきていると思うんですよね。今回披露された同曲は、歌声も振りの雰囲気も今の氷川さんにフィットしていて、また違う魅力を感じました」
芸道60周年を迎えた“御大”北島三郎(86)も2年ぶりに登場する。
「北島さんがそこにいらっしゃるだけで、演歌や歌謡界の方たちが一つになるんですよね。舞台袖にいらしても挨拶しに自然と皆さんが集まってしまうというか。ステージも北島さんが立つことでピシッと締まる。石川さゆりさんや坂本冬美さんたちとのスペシャルコーナーも見どころのひとつですが、実現してよかったです」
星さんは、00年の入社当時は流行りのJ-POPなど“ふつうの音楽番組”がやりたかったというが、音楽番組を志望したところ“演歌番組”を担当することになった。
「正直、演歌をほとんど知らなかったので、悩ましかったです。ただ、20年経ってくると、演歌が心に沁みちゃいます。
皆さん歌がとてもうまいですし、長く歌い継がれている名曲は、曲そのものもいい。石川さゆりさんの『津軽海峡・冬景色』を聴けばやっぱり唸るというか。演歌や歌謡曲は日本の文化として、日本のひとつの音楽として確立していると思います」