高騰・電気代対策に「カーテンの長さの見直し」「電球の取り換え」を
電気・ガス代の高騰が止まらない。さらに厳冬の影響で光熱費に悩まされている家庭も多いだろう。そこで、節約アドバイザーの和田由貴さんに、光熱費高騰の今、すぐにやめるべきムダ習慣を教えてもらった。
「寒い冬にまず取り掛かりたいのは、暖房費を抑えること。そのためには部屋の断熱性を上げることが肝心です。特に、窓からの冷気をシャットアウトしましょう」
窓にはカーテンがかかっていることが多いが、カーテンのすそが床には届かず、隙間がある家庭がほとんどだろう。
「断熱性アップに、足元の隙間はNGです。冷気は重いので下に下りてきて、カーテンと床の隙間から部屋に侵入します。
カーテンは床から少し浮いているのがおしゃれですが、冬場はおしゃれより断熱。『短めカーテン』をやめましょう」
カーテン自体を買い換えなくても、100円ショップでカフェカーテンを購入したり、床にタオルやクッションを置いたりしてもよい。
「いまあるカーテンが薄めの場合は、裏側にシャワーカーテンをつけ断熱性を補強しましょう。シャワーカーテンは100円ショップで買えますし、カーテンフックに通すだけなので設置も簡単です」
短めカーテンをやめ窓からの冷気を遮断すれば、エアコンの設定温度を低めにしても暖かいという。
「エアコンの設定温度を1度下げれば月300円の節約です。小さな節約を積み重ねていきましょう」
節約効果がもっとも大きいのは、「白熱電球」をやめることだ。白熱電球の消費電力は、LED電球の6~10倍だという。だが、LED電球自体が高価で、100円程度と安い白熱電球に手が伸びるという人も。
「購入価格を白熱電球が100円、LED電球が2千円として、購入費を含んだコストを比較してみましょう。購入当初は購入費が高いLED電球のコストが大きいのですが、購入から9カ月たつと逆転し、白熱電球のほうがコスト高になります。長い目で見ると、LED電球がだんぜんお得です」
ほかにも、炊飯器や電気ポットの「保温」をやめる。野菜の下ごしらえで「ガス調理」をやめる。乾燥機の「長時間利用」をやめるなど、慣れた家事のやり方を見直すのは大変かもしれない。だが、高騰する光熱費を抑えて家計を守るため、ムダ習慣の撲滅に取り組もう。
「冷蔵庫や温水洗浄便座の温度設定など、一度切り替えるだけでムダが解消できるものもあります。取り組みやすいものから始めるといいと思います」
地域にもよるが、寒い時期はあと2カ月間ほど。
さまざまなムダを排除して、光熱費の高騰と闘おう。
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