2023年3月21日 06:00
医療事務安泰の時代は終わり!狙うはペット、IT業界…50代からの稼げる資格12選
薬剤師に代わり、9割の市販薬を販売でき、ドラッグストア運営には欠かせない存在。給与も無資格の場合より高くなることが多いです」
さらに、将来にわたりお金や仕事の不安が高まるなか、FPやキャリアコンサルタントの需要は高く、資質や人間力があれば年収1千万円も夢ではない職業。資格を取得した後も、仕事を通して熟練することで、正社員に昇格したり、パートやフリーランスでも長く働くことが可能になるのだ。
「いままで培った経験を強みとしてキャリアアップにつながる資格を取得する考え方もあります」
こう語るのは独学で870もの資格を取得した資格コンサルタントの鈴木秀明さん。
たとえば運転が得意だという人は中型、大型免許を取得し、人手不足が深刻な運送業界で「女性ドライバー」になるという道も。企業で総務・秘書的な業務を担ってきた人はその証しに秘書検定を取得するのもよいだろう。
一方で「ITパスポート」や「基本情報技術者」といった資格は、ITに不慣れという人でも一考の価値があると続ける。
「今後も安定需要が見込めることはもちろんですが、この分野は全面的にリモートワークも可能なので、体の負担を考えるとシニアの人にこそおすすめしたいです」