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《当社では、3月末に文春オンラインおよび週刊文春において報道されたはま寿司郡山堤店について、同店に所属する全従業員を対象に事実関係の調査を行ってまいりました。その中で、食材の期限管理に関し、食品衛生法の趣旨には即しているものの、一部で当社の定めた基準に基づく管理がなされていなかったことを確認しました》
4月7日、公式HPで文書を公開したのは全国すしチェーン店「はま寿司」。3月末ごろから内部告発が報じられていた、使用期限切れの寿司ネタなどの提供についての疑いを、認める内容を発表したのだ。
発端となった3月29日に配信された『文春オンライン』の記事によると、福島県の「はま寿司郡山堤店」で、使用される食材のロスや廃棄を減らすために、使用期限のラベルを張り替えるといった食材の使用期限を偽装するような運用が常態化。記事内で証言をしていた従業員らは、「寿司ネタに限らずサイドメニューなども対象だった」「一部店舗に限った話ではない」なども語っていた。
はま寿司は冒頭に続いて、使用期限について《それを超過しても安全性に問題のない範囲で設定している》としながらも《これは意図的に期限を超えて使用することを許容するものではなく、本件については明らかに社内ルールから逸脱した行為です。