くらし情報『ダイバーシティな現代では無理! 90年代のスーバーモデルは「美」の人類最終到達点』

ダイバーシティな現代では無理! 90年代のスーバーモデルは「美」の人類最終到達点

の主題歌となった『LA・LA・LA LOVE SONG』(’96年)にコーラスとして参加しました。TBCのCMでは、キレイになりたい日本人女性ナオミが、同社のエステを受けることでナオミ・キャンベルに変身するという、コミカルな役を演じたことも。さらに小説なども発表しており、マルチな才能を発揮していました」

■手が届かないから憧れた美の最終到達点

クラウディア・シファーはセクシー系で、ビキニ姿が映えるモデルだった。

「ケイト・モスはスレンダーを強調したシースルードレス姿が多く、彼女に憧れて無理なダイエットをする若い女性もいた印象です。シンディ・クロフォードは、マリリン・モンローのようなほくろが魅力的。アイブローで口元にほくろを描くOLも。大物俳優のリチャード・ギアと結婚した際はシンディロスを口にする女性もいたほど、崇拝される存在でした」

スーパーモデルは神格化されていったが、リンダ・エヴァンジェリスタの「1万ドル以下のギャラならベッドから出ない」といった高飛車なコメントが批判を浴びるなど、人気に陰りが出てきた。「’90年代後半となると、インターネットが普及し始めたことで宣伝の戦略が変わり、高級ブランドが彼女たちのイメージ頼みの広告を出す機会も少なくなりました。

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