海外で大注目の「犬になった日本人」 本人語る周囲の反応「すれ違う犬は一歩引いたような…」
犬種をラフコリーにしたのは、単純に、私が好きだからというのが大きいです。あとは大型犬で長毛種なので、中に人間が入っても違和感が少ないのではとも思いました」
確かに、全く違和感のないこの着ぐるみ。制作にあたって苦労したのは、なんといっても業者探しだという。
「大変だったことは、実際に私の思い描くような着ぐるみを作ってもらえるかという点です。特殊造形を手掛けているゼペットさんに相談してみたところ、快く引き受けてくださり、打ち合わせを重ねた結果、満足のいく仕上がりにしていただきました」
トコさんが着ぐるみを注文した「特殊造型スタジオ ゼペット」は、1984年に創業した映像制作会社「ブラスト」の社内造型部門。様々なメディアで特殊スーツや量産品、ロボット制作といった造型物を手がけており、’22年からは個人向けのオーダーメイドサービスも開始している。
今回の着ぐるみの製作には200万円以上かかったそう。金額に驚きの反応も多いが、トコさんは「満足がいくものを作っていただけたので、高いとは思っていません」と納得している。
■実際に着て外を散歩してみたら…「何だこれ!?」すれ違う犬からは戸惑いの反応も
そしてついに着ぐるみが完成した’22年春、トコさんはYouTube上に最初の動画「【着ぐるみ】コリーになってみた」