放置するとどんどん成長…「真夏の草むしり」安全に進めるルール
「除草剤は大きく分けて茎葉処理型(液剤タイプ)と土壌処理型(粒剤タイプ)の2種類があります。液剤タイプは、生えた雑草にかけることで雑草を枯らします。粒剤タイプは、草の根元に散布することで、地中にある根や芽に効果を発揮し、新たに草が生えるのを予防できます」
粒剤タイプは雨が降った翌日、土が湿った状態でまくと除草剤が地中に浸透しやすい。茎や葉から薬剤を吸収させる液剤タイプは雨の日は流されてしまうので晴れた日にまくとよいという。
ちなみに、庭で使用する場合、どんな除草剤を買えばいいのか。
「北海道から沖縄まで、地域によって雑草の種類は異なります。各地域のホームセンターでは、その地域の雑草に効果があるものを販売しているので、除草剤コーナーでいちばん目立つ場所に置かれている商品を選ぶといいでしょう」
ただし、除草剤の使用にあたっては注意すべきことも。
「樹木のある2m以内にはまかないこと。
地中に張った根から除草剤の成分を吸収してしまう可能性があるからです。樹木周辺は手作業で草むしりをするのが無難です。さらに、自宅の隣が田畑、あるいはすぐ近くに用水路がある場合は除草剤を使用しないこと。