「直ちに広告・販売等を中止して下さい」東京都薬務課のXアカウントが“仕事してる!”と話題
その投稿数は、9月27日時点で529件。
こうした呼びかけに気づいたユーザーがX上で紹介すると、たちまち話題に。フォロワー数も増え、1758人(9月27日時点)となっている。
このアカウントは実際に都が運営しているものなのかどうか、本誌が東京都保険医局薬務課に問い合わせると、担当者より「都が運用している公式のものです」との返答が。
都のホームページを見ると、《SNSで国内未承認の緊急避妊薬や向精神薬の購入希望者を募り、フリーマーケットサイトへ誘導したうえで、偽装して出品し販売する例が散見されます》と記載が。その上でフリマ運営企業数社、監視指導を強化するために、Xを運用するTwitter Japan社と、公的機関である東京都保健医療局薬務課の3社が協力し、‘19年1月に開設されたアカウントだという。
このような健康被害が生じる恐れの高い医薬品の違法広告が投稿されていないかを、運営企業からの情報提供などを基に、都でSNSのモニタリングを行う。そして、この薬務課のXのアカウントを通じて都から直接「警告」を行い、改善がみられないようであればTwitter社に削除要請を行う仕組みになっている。