くらし情報『「日本人キッカーでないと務まらない」五郎丸 ラグビー界への提言が「露骨な差別」と物議…その後の“釈明”も波紋』

「日本人キッカーでないと務まらない」五郎丸 ラグビー界への提言が「露骨な差別」と物議…その後の“釈明”も波紋

だが批判が寄せられていたためか、11日にXで400字あまりに及ぶ長文を投稿。’15年のW杯に出場した経験を引き合いに出し、こう釈明したのだった。

《国籍による代表資格ではなく、その国の競技者に代表資格を与えてきたラグビーという競技。だからこそ多様性が求められる社会とラグビー界が交わり認知されてきた部分もある。その中でも外国籍の選手のおかげだけで勝ったと、今でも感じる人はいる。

だからこそ100パーセント日本人である自身がキッカーとして、一選手として、多様なルーツを持つラグビー日本代表で結果を出さなくてはいけないという強い意志をもちW杯を戦った。あれから8年何が変わったのか。まだまだ認知が足りない中で、日本人という文句のつけようのない人間が世界の舞台で活躍し、世の中を少しでも変えてほしいと感じることが差別だとは到底考えられない。


私は常に代表を背負う人間に、国籍やルーツなど関係ないと確信している。自国の代表を選ばず日本を選んだのだから。自分自身の国籍やルーツを、ラグビーという競技を通じて深く考えさせてくれ、多様なルーツを持つ仲間とぶつかり合いながらも一つの目標に歩む喜びをラグビー日本代表は教えてくれる》

今大会では日本代表の選手33人のうち16人が外国出身の選手だった。

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