くらし情報『「あの会社は飛ぶぞ」と言われた1年後、本当に倒産…言葉のプロが痛感した“捨てること”の重要性【ひと言でまとめる技術】』

「あの会社は飛ぶぞ」と言われた1年後、本当に倒産…言葉のプロが痛感した“捨てること”の重要性【ひと言でまとめる技術】

と相談されたことがあります。

20分ほどの映像を見終わった私は、「内容云々の前に、話が長いです。時間を3分の1くらいにできると思います。ほかのビジネスの場でも、同じように長くしゃべっていませんか?まず、話を短くまとめることを考えましょう」とアドバイスしました。聞けば、社員への訓示は毎週行っているとのことです。

「毎週、大事件が起きるならいざ知らず、ましてや経営会議でもないわけですから、訓示に20分もいりません。伝えたいことをひとつだけ選び、『今日はこれだけを話します』と前置きすると、社員のみなさんも『偉い人の話を全部聞かなければならない』というプレッシャーから解放されると思います」と私はお伝えしました。

この話のあと、「とはいえ、伝えたいことはたくさんあるんだけどな。
目標の数字とか市場状況とか……」と社長さんはブツブツ言っていたのですが、「5分限定でひとつの話題しか話さない」というルールを実践した結果、社員のウケもよくなり、朝の時間の雰囲気が改善されたことを実感できたそうです。そして何よりうれしかったのは、社員たちが「何を話していたのかをしっかり覚えてくれていたこと」だそうです。

言葉を発するときには、「本当に伝えたいことは何か」

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