「あの会社は飛ぶぞ」と言われた1年後、本当に倒産…言葉のプロが痛感した“捨てること”の重要性【ひと言でまとめる技術】
これも入れたい。その情報にも触れないとほかの部署が怒る」といった事情を抱えています。
私はその際、いったん事情をのみ込みつつ、「多くを言おうとするとひとつも伝わらなくなります」と、利用者の代弁者となって正論を伝えます。
まずは勇気を持って、「捨てる」ことからあなたの仕事を変えていきましょう。
【PROFILE】
勝浦雅彦(かつうら・まさひこ)
コピーライター。法政大学特別講師。「宣伝会議」講師。千葉県出身。
読売広告社に入社後、営業局を経てクリエーティブ局に配属。その後、電通九州、電通東日本を経て、現在、株式会社電通のコピーライター、クリエーティブディレクターとして活躍中。また、15年以上にわたり、大学や教育講座の講師を務め、広告の枠からはみ出したコミュニケーション技術の講義を数多く行ってきた。クリエイター・オブ・ ザ・イヤーメダリスト、ADFEST FILM最高賞、Cannes Lionsなど国内外の受賞歴多数。著書に『つながるための言葉』(光文社)がある。
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