「スポーツマンシップって何」橋本元五輪大臣 裏金報道で信用失墜
12月10日、自民党の最大派閥・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、橋本聖子元オリンピック・パラリンピック担当大臣(59)も1000万円を超えるキックバックを受けていた可能性があると報じられた。
安倍派は松野博一官房長官(61)や高木毅国会対策委員長(67)、世耕弘成参議院幹事長(61)や萩生田光一政務調査会長(60)、さらに西村康稔経済産業大臣(61)や塩谷立元文部科学大臣(73)といった幹部6名を含む大半の所属議員側が、パーティー収入のキックバックを受けていたにも関わらず、政治資金収支報告書に収入として記載していなかったとみられている。このことが問題視されており、資金の流れなどの経緯を東京地検特捜部が調べているという。
そんな“裏金問題”で、橋本元大臣の名も挙がることに。しかも、1000万円を超えるキックバックを受け取っていたというのだ。11日、橋本元大臣は取材陣に対し、「政治不信を招き大変反省している」と言いつつ、キックバックを受け取ったかどうかについては捜査中であることを理由に語ることはなく、「しかるべき時に説明責任を果たしたい」と述べるに留めた。
政治家となる前は五輪選手だった橋本元大臣。