「タバコ増税の前にやることある」裏金問題、税金滞納…不誠実な政治家たちに止まらぬ納税者の怒り
党の最大派閥『清和政策研究会』(安倍派)に至っては、直近5年間で所属議員にキックバックした金額が5億円におよぶともいわれているのです。
汚職を避けるために、政党に対しては税金を原資とした政党交付金が支給されています。今年は9つの政党に対して315億円超が、自民党には約159億円が交付されました。しかし結局裏金をつくるのでは、税を納める国民に対しあまりに不誠実ではないでしょうか。
さらに谷川弥一衆院議員(82)は、追及する報道陣の質問に対し『頭悪いね』と逆ギレ。説明責任を果たすべき側がこのような発言をするのは、事の重大さを認識しておらず国民をなめているとしか思えません」(政治部記者)
11月には、神田財務副大臣(当時)が過去に4回税金を滞納し、差し押さえまで受けていたことが発覚。政治家一人ひとりの“税”や“金”への不誠実な態度があらわになるにつれ、不信感は高まりつつあるのだ。
さらに、国としての税の使い道にも疑問の声が多々あがっている。
大阪万博の会場整備費は国、大阪府・市、経済界とで共に3分の1ずつ費用負担するが、この費用は当初の1250億円から2350億円と1000億円近く増加。