GACKT「ダウンタウンは2人ともビーム出る」格付け&年末バラエティ出演で再確信
大﨑さんも彼らと出会った頃からこの二人は日本の頂点に立つと思っていた、と。
彼らは笑いや番組作りに対してかなりシビアだ。テレビが嫌いなボクでも、ライブや映画、ドラマの番宣でバラエティー番組に出なければならない時がある。2時間放送の番組に5時間の収録はざらにあるが、ダウンタウンの番組に出ると実質の放送時間が45分だとすれば、カメラを50分しか回さないこともよくあることだ。生での表現に対するこだわりとプライドがまったく違う。収録をできるだけ長回しして、面白い部分だけをピックアップし切り取り繋げて作る感覚ではなく、[いかにその密度と鮮度で面白くするか]ということにこだわっている人たちだからこそ、現場のテンションも緊張感も格段に違うものとなる。出演者全員が異常に緊張しているのがヒシヒシと伝わってくる。ボクはミュージシャンという立場だからこそ、緊張こそすれど面白くある必要はないが、一緒に出演する芸人は違う。
番組前に彼らと話をすることもあるが、「吐きそう…」と言っている芸人も少なくない。若手芸人ではなく、そこそこ番組慣れをしている中堅どころの有名な芸人でさえそう感じざるを得ないものがあの二人にはある。