くらし情報『中村繁之 中山美穂とFAX文通していた『な・ま・い・き盛り』時代』

中村繁之 中山美穂とFAX文通していた『な・ま・い・き盛り』時代

「教室に入るシーンも、話に夢中になって入口を通り過ぎてから戻ってくるようにしてみたり、寝起きシーンの前の晩に頭を乾かさないで寝て、本当の寝癖のまま撮影現場に行ったりしていました」

毎回、エンディングではNG集が流された。

「よく美穂ちゃんにたたかれるシーンがあったのですが、優しいから本気でたたかない。だからNGになって、結果的に何度もたたかれる羽目に」

美穂とのキスシーンもNGを連発したという。

「ドラマの撮影って、1回のチューが長くなるんです。そうなると照れもあるのか、笑いが止まらなくなって。唇から笑いをこらえる震えを感じて、終わった後に『お前なー!』って文句を言ったこともありました」

人気アイドルとのキスシーンは、思わぬ事態を招きかねない。

「ドラマの撮影中、渋谷公会堂で行われた美穂ちゃんのコンサートに行ったことがありました。ボク自身、女のコにキャーキャー言われるのは慣れていましたが、男性ファンのエネルギーに接することがなくて。
キスシーンもあったから、コンサート会場では“バレたらやばいことになる”と、本気で身の危険を感じました(笑)」

美穂とはドラマのように「付かず離れず」の関係で、ライブを見に行ったり、誕生日にメッセージを送ったりする交流が続いているという。

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