鳥の言葉を証明した世界初の“動物言語学者”が国際的賞を受賞 プロフィール写真に集まっていた“まさかの注目”
このときに鈴木氏が指していた“ある賞”というのが、今回受賞した「World OMOSIROI Award」のことだった。情報解禁となった今、鈴木氏に受賞した現在の気持ちを聞いた。
「研究活動が評価され、このような名誉ある国際的な賞をいただくことができ、とても光栄です。シジュウカラをはじめとする森の小鳥たちや、いつも応援してくださる皆さんのおかげです」
Xのアンケートでダントツの人気を集めた3番の写真は、一体どういう写真だったのか。
「2歳の愛犬の“くーちゃん”と京都を散歩している様子です。同じ世界に暮らしながら、姿形のまったく異なる動物たち。彼らはどのように世界を認識しているのでしょうか?動物を理解する上で大切にしていることは、彼らの視点に立って世界を眺めてみることです。
さすがに犬の嗅覚を体験することは簡単ではないですが、同じ姿勢をとってみたり、視点を合わせてみることで気づかされることも沢山あります。
動物の視点で世界を見てみる。犬に対しても鳥に対しても、同じように大切にしています」
問題の3番の写真に対する事務局の反応はどうだったのだろうか。
「まず事務局にプロフィール用写真を送るように言われ、アンケートに載せた3枚を送ったところ返信がなかったので『Xで聞いてみよう』と思いアンケートを実施しました。