ドバイでパーティ中の隣人に「静かにして」と注意した男性、刑務所へ
マッケラーさんは隣人たちの行為を「容認できない」として警察に通報しようとしたが、隣人との関係悪化を恐れた娘にやめるよう懇願されたため断念したそうだ。しかし、隣人がマッケラーさんに不法侵入されたと被害届を提出し、警察当局はマッケラーさんを拘束。刑務所に収監されることになってしまったという。
人権擁護団体「Detained in Dubai」のCEOラダ・スターリングは、マッケラーさんの地元のアンドリュー・ボウイ議員と協力し、彼を釈放させるよう働きかけている。
「ドバイでは、通報される恐れがある場合は先手を打って被害届を出すことがスタンダードなのです。検察は先に被害届を出した方の味方をする傾向があるからです。今回のような状況に陥った外国人が、訴えを取り下げさせるために告発者に金銭的補償を申し出るケースも多いんですよ」とスターリング氏はDaily Mail Onlineにコメント。マッケラーさんは1月10日に帰国予定だったが、現在も拘留されたままだ。
「ドバイへのちょっとした旅行だったはずが片道切符になってしまう……そんなことを私たちは何度も見てきました。このままでは、イアンは人権侵害で悪名高い刑務所に送られてしまいます」(スターリング氏)。
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