『アンナチュラル』『逃げ恥』脚本家 明かした制作プロセスの“実情”に「真摯」「泣きそうに」と感動の声
芦原氏の訃報を受けて原作者と脚本家の関わり方に注目が集まっているなか、その疑問に答えるかのように野木氏は2月2日にXを更新。《原作がある作品の脚本を手がける脚本家が、事前に原作者に会う/会わないの話ですが》と、自分の知る範囲でと前置きした上で脚本家の実情を明かした。
野木氏によると《「会えない」が現実で、慣例》だとし、その理由を《良くいえば「脚本家(あるいは原作者)を守っている」のであり、悪くいえば「コントロール下に置かれている」》と考察。
脚本家からの働きかけで原作者に会うことはできないが、仮に原作者から脚本家に「会いたい」と要望があれば《それを断る脚本家もいない……というか、会いたくないなんて断った時点で脚本家チェンジでしょう。原作がある作品において、脚本家の立場なんてその程度です》と脚本家の立場の弱さを説明。続く投稿でも脚本家が原作者に会いたいと《自分から言うのは恐れ多いと感じる人の方が多い気もします》ともコメントしている。■「原作の先生がどう思ったかは、脚本家としてめちゃくちゃ気になる」
また、脚本を作っていく中でのやり取りについては、《脚本家からしたら、プロデューサーが話す「原作サイドがこう言ってた」