「特典残ってたし席もガラガラ」映画『鬼滅の刃』の動員と興行収入が1年で半減した理由
ファンにとっては春になればテレビで放送されるものを、わざわざお金を払って映画館で見る必要はあるのだろうかと考える人もいるでしょう」(映画ライター)
鬼滅シリーズの映画は過去に3作あり、昨年も同じ形式の“ダイジェスト”映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が公開されている。
「前作の時点でも一部ファンの間では不満が上がっていました。今回は上映館を拡大したので余計に空席が目立ってしまったのでしょう。ただ、本作は世界140以上の国と地域で上映しており、海外ファンからの評価は決して悪くありません。北米では初登場2位となる好成績ですが、それは日本と違ってアニメをテレビで無料で見られる環境にないからでしょう。日本の鬼滅ファンは置き去りにされている感が否めません」(前出・映画ライター)
公開中の新作の興行収入は公開3日間で観客動員44万3700人、興行収入6億4700万円で初登場1位とさすがの結果だ。しかし、これは昨年のワールドツアー上映作が記録した同81万3400人、同11億5876万円と比較するとほぼ半減してしまっている。日本のファンが待ち望んでいるのは「無限列車編」に続く本当の意味での劇場最新作に違いない。
『あのクズ』衝撃展開「意識不明で搬送はヤバい」「一気に不穏な雰囲気に…」【ネタバレあり】