「もうおもしろくないから…」マツコ TBS恩人Pの「お別れの会」で語ったテレビ界への危機感
トラウデン直美の代わりに出ていたかも」
なんと“報道のTBS”の看板番組に起用するという構想もあったというのだ。このときの吉﨑さんの仰天オファーについても、マツコは前出の“放送禁止用語”を叫びながら振り返っていたそうだ。
「吉﨑さんはTBSを定年退職する数年前に事故に遭い、後遺症のため車いす生活を送っていました。マツコさんはそんな吉﨑さんを励まそうと、退職時に『吉﨑さんを送る会』を率先して企画したのです。その後もお見舞いに行くなど、交流が続いていたと聞いています」(前出・スポーツ紙記者)
“○禁ワード満載の弔辞”も、故人を明るく送ろうというマツコ流の心遣いだったのだろう。
「スピーチの最中、マツコさんが常にご遺族と目線を合わせて語りかけていたのが印象的でした。故人への思いにあふれたエピソードに、ご遺族の方は笑いながら時折涙も見せていました」(前出・制作関係者)
お別れの会が終了するころ、マツコはこう言い放ったという。
「もうテレビはおもしろくないから、YouTubeでもやろうかしら……」
前出の制作関係者は、この発言について次のように語る。
「優秀なテレビマンを失ってしまったことからくる、テレビ界への危機感もあるのでしょう。