「泣きたいのは被害者の方だよ」伊藤環境相 水俣病懇談会“マイクオフ”を涙の謝罪も止まぬ批判
と指摘する声が上がるも、職員はマイクを持ち去ってしまう。会場からは「あんたら、本当に水俣の被害者のこと考えてるなら喋らせればいいのに」「話を聞けって」「大臣!」と伊環境相に直接呼びかける一幕もあった。
会場に異変が起きた上に名指しされても、表情を変えない伊藤環境相。職員らに確認を促すそぶりも見せなかった。
松崎氏が「自民党の人たちはなんで棄却ばっかりするんですか?」とマイクなしで再び話そうとすると、「マイクあげたらいいじゃん」「話ば聞くっちゅうから来たかね」と会場からは不満の声が上がった。
すると再びマイクのスイッチが入り、マイクを手渡された松崎氏は「苦しんで苦しんで、死んでいったもんの気持ちも汲んでいただけませんか」と真っ直ぐ前を見つめて話し、最後に「お願いします。以上です」と締めくくった。
懇談会の最後に出席者から「さっきマイクが小さくなったけど、音量の調節をされたんですか?」と指摘されると、職員は「事務局の不手際でございました」と謝罪。
出席者から「話を聞きに来たんじゃないのかい?」などと指摘されるも、ここでも伊藤環境相はお辞儀をして立ち去ろうとした。
「大臣、マイク切ったことをどう思ってるんだ」