目的地の近い客をマッチング、料金は“割り勘”相乗りタクシーのサービスが広がって
料金は最大半額です。 大阪市でも2024年3月まで実証実験が行われましたが、料金は最大4割引き。運行は午後11時から午前2時までと、夜間のタクシー不足の解消が目的でしょう。
■国が進めるのが「ライドシェア」。6月に全面解禁か
また、横浜市には子どもの送迎専用の相乗りタクシーがあります。親が送迎できないから習い事をあきらめる子どもを減らそうと、スタートアップ企業のhabが運営します。料金はスクールによりますが、片道500円という水泳教室も。乗客は小学生だけなので安心です。
いっぽう、いま国が進めているのが「ライドシェア」です。
ライドシェアは、客を乗車させるための第二種運転免許を持たない一般の運転手が、自家用車を使って有償で顧客を送迎すること。東京23区など国がタクシー不足を認めた地域で夜間などに限り4月からサービスが始まっています。
日本では、ライドシェアの運転手はタクシー会社の試験などを受けて所属する必要があり、運行管理もタクシー会社が行います。利用料金はタクシーと同じです。そのためか、ライドシェアが急激に増えることもなく、いまのところ事故などの情報もありません。 ただ不安はぬぐえません。