くらし情報『「診療時間10分超」「長時間待たされる」は要注意!?命守れない医師の見分け方』

「診療時間10分超」「長時間待たされる」は要注意!?命守れない医師の見分け方

前立腺がんの治療のため泌尿器科を受診した患者が、CT検査で肺がんの疑いあったことから放射線医が再検査を推奨したが、泌尿器科医が見過ごし、治療が2年10カ月遅れ、患者が死亡したのだ。

「あくまで一般論ですが、放射線医から“がんの疑いが濃厚”と報告があれば、素早く対応をしますが“がんの疑いが否定できない”程度であれば、放置してしまう医師もいます。それは、医師のなかに他科の医師に診察を依頼するのを嫌がる傾向があるためです。

院長クラスであれば『君、精密検査をお願い』の一言で済みますが、20代、30代のコミュニケーションが苦手な若手医師は、『この書類の書き方がなってないよ』と注意されたりするのが嫌で、他科へ患者さんを紹介するのを敬遠してしまったりするのです」

コミュ障の若手医師は要注意ということだ。

こうした告知ミス同様、前出の東海中央病院の医療事故のように、医師の能力不足も見分けたい。

「肝臓がんの摘出手術のような大きな手術の執刀医は、基本的に主治医の紹介になります。

医師が紹介するのは、大学の先輩後輩などの縁故と、実績のある医師に大別できます。当然、厄介なのは、前者の縁故です」

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