GACKT語る「ダメなお兄ちゃん」YOSHIKIとの5年半ぶりの再会「少し痩せて、孤独感が増した気が」
その後もタイミングが合えば遊ぶようになり、海外でも日本でも二人で馬鹿騒ぎをするようになった。最初に会った時はただくだらない話をしていただけ。年齢もボクよりかなり上で、ビジュアル系の一番上の先輩であるのは事実なのだが、初日に「なんて呼べばいい?」と聞くと「オレもGACKTって呼ぶからYOSHIKIでいいよ〜」と。「じゃ、YOSHIKI」とそんなやり取りからすぐに兄弟みたいな関係になった。
遊ぶたびにYOSHIKIの良いところ、ダメなところ、だらしないところを垣間見るようになり、「そんなことしちゃダメじゃん!」「あーもう!そんなことするからダメなんだよ〜!」と事あるたびに言えば、「GACKTがいるから大丈夫だよ〜」とダメダメなお兄ちゃん全開だ。先輩という立場ではあるが兄弟のようなやり取りが多い。ダメなお兄ちゃん。酔っ払うと「しっかりしてよ」といつも言っている気がする》
《YOSHIKIは一つの音楽シーンを作ったミュージシャンだ。
裏でどれほど努力したかも知っている。めちゃくちゃなところも知っている上に、いい加減なところもたくさん知っている。彼ともよくこの話をするが、心の底から「本当にダメなお兄ちゃん」