『あぶない刑事』極秘打ち上げ 舘ひろしを感動させた“まさかの次回作構想”
舘さんも柴田さんもすでに70代ですから、最初は“これが本当に『あぶ刑事』ラストになるかもしれない”という神妙な雰囲気もありました」(前出・出席者)
先月11日、大阪で行われた先行舞台挨拶で柴田はサングラスを外して、涙ぐむ一幕があった。
「70歳を過ぎてから、映画を撮ろうと約束した先輩たちが、映画が完成する前に亡くなってしまった方も何人かいます――」
次回作については舘も「体力が持てば」と語っていたのだが……。
この日の打ち上げでは出演者がそれぞれ熱の入った挨拶をしていた。出席者の証言をもとに再現してみよう。まずは今作のヒロイン役・土屋太鳳(29)から――。
「この作品を見た同世代の友人と私の家族が、“あまりにもカッコいい”と衝撃を受けました。ここまで『あぶない刑事』が続いたのも今の時代を救うためなのかなとも思います。本物のヒーローだなと。
舘さんは現場で緊張をほぐして、そして引き締めてもくれることがとても勉強になりました。次にお会いするときはハーレーに乗る資格をとって一緒に走りたいと思います(笑)。恭兵さんは現場で“一生懸命やってもいいんだ”ということを教えてくださいました。お食事に誘っていただいて、ワインを飲むペースが早すぎて、私はついていけなかったので次はついていけるように頑張ろうと思います(笑)」